簡単にできる!『時短』になる漫画の描き方テクニック『11選』

簡単にできる!『時短』になる漫画の描き方テクニック『11選』

『漫画を描くのって、とにかく時間がかかるー』

『できればバレないように手を抜きたい!』

『 でも白い原稿になったらやだな~』

と思いながら漫画を描いている人は少なくないでしょう。

ぼくもデビュー前、そしてデビュー後もそう思っていました。

ぼくを含めたそんな方たちにこの記事では簡単に『時短 』になる、ぼくも使っているテクニックを11個ご紹介致します。

紹介するテクニックはこちらです。

  1. 背景にチリを飛ばす
  2. 効果トーンで埋める
  3. 効果音で埋める
  4. 空トーンで埋める
  5. 体の一部で埋める
  6. 顔の半分だけ描く 
  7. コピーを使う
  8. 手をディフォルメにして描く
  9. 指の関節を減らす
  10. コマの中をセリフだけにする
  11. 輪郭だけ描く

すでに取り入れているものもあるかもしれませんが、画像も用いて一つづつ解説していきます。

ぼくの経歴一言紹介はこちら。→PN水兵きき。大手出版社で連載8回、20年近く漫画家生活。代表作はアマゾン1位『みかにハラスメント』。一発屋。

簡単『時短 』テクニック11選

デジタルで漫画を描く人が増えてきて背景に3dデータを用いる場合も多くなってきましたが、それでも漫画を完成させる上で1番面倒なのは『背景 』でしょう。

背景を描かないと原稿が白い!

でも描くのは面倒!

背景を描くコマを減らしたい!

そんな時に役立つテクニックがこちらの5つです。

  • 1,背景にチリを飛ばす
  • 2,効果トーンで埋める
  • 3,効果音で埋める
  • 4,空トーンで埋める
  • 5,体の一部や背景で埋める

1,背景に『チリ』を飛ばす

この『チリ』を飛ばす方法はアシスタント先で教えて頂いた高等テクニックです。

アシスタントについてはこちらの記事でも触れています。

下の画像ではチリがあるだけで白さが目立たなくなりました。

多用したり、雰囲気とそぐわない場合は注意しましょう。

チリの描き方も自分でアレンジすると使い方が増えると思います。

2,効果トーンで埋める

あまり主張しない『効果トーン』を張るのも白さを埋めるテクニックです。ページ全体に効果トーンを貼りすぎるとメリハリが無くなるので注意しましょう。

漫画のジャンルやストーリーの展開・状況によって貼れるトーンは変わりますので注意してください。

日頃から事前にトーンの種類を増やしておくのが良いでしょう。

3,効果音で埋める

効果音もやり過ぎなければ白さを埋められます。背景を埋めるためだけに不自然に効果音(擬音)を増やし過ぎないように注意しましょう。

場合によっては隣のコマの効果音をはみ出させて、コマの白さを埋めることもできます。

4,空トーンで埋める

場所やカメラアングルによりますが、空トーンを貼るのもテクニックです。

困った時にぼくがよく使うのがこの『空トーン』です。

現在いる場所が駅前などごちゃごちゃした所の場合、この空トーンだけでは違和感が出るかもしれません。

カメラアングルにもよりますが全体に貼らずに、コマの上の方に貼るのが違和感が無くてお勧めです。

5,体の一部で埋める

あまりもキャラの顔ばかり続くのは読者の読み心地を悪くします。たまに体の一部のコマなど入れると読みやすさも上がりますし、時短にもなります。

キャラクターも続けて描いていると描き疲れてしまいます。
ここからは背景ではなく『キャラを描く』のが面倒な時に使えるテクニックを6つ紹介します。

  • 6,顔の半分だけ描く
  • 7,コピーを使う
  • 8,手をディフォルメにして描く
  • 9,指の関節を減らす
  • 10、コマの中をセリフだけにする
  • 11輪郭だけ描く

6,顔の半分だけ描く

どこでも使えるわけでは無いので注意が必要です。キャラの大事な言葉やストーリーの重要なところで使える方法です。
目のアップだけ描くという方法もありますが、どちらもストーリーの状況を考えてください。


7,コピーを使う

同じサイズのコピーだと、気づかれてしまうのでサイズを変えて使いましよう。
多用すると違和感が出るので注意が必要です。

8,手をディフォルメにして描く

あまり重要ではない所では手をディフォルメにして描くテクニックです。リアルなストーリー漫画だと違和感が出てあまり向きません。

指を一本一本描かずに手首から先を一つの塊としてディフォルメして描きます。

手の『外側の輪郭』だけを描くという方法もあります。



9、指の関節を減らす

下の画像の手は指の関節が一つ足りません。しかし一瞬見ただけでは特に違和感はないと思います。

こちらも絵柄やストーリーによっては使えないテクニックですが、手を描くのが苦手な人は試してください。

ぼくの漫画のキャラは手の関節が増えたり減ったりします。

どのアングルでも使えるわけではないので注意してください。

10,コマの中をセリフだけにする

コマ中をセリフだけにするテクニックです。誰が喋っているのか分かるように気をつけましょう。

フキダシの中や、フキダシの線にかかるように、現在話しているキャラの顔を描くとわかりやすくなります。


11,輪郭だけ描く

モブキャラやあまり重要ではないシーンでは、輪郭だけで人物を表現することもできます。

まとめ

あまりに描き込みが多い漫画は読者が疲れてしまいます。今回紹介した時短テクニック『11選』を利用して読み心地をよくすれば、作者のための『時短』だけではなく『読者のため』にもなります。

絵柄やストーリーによって紹介したテクニックが使えるかどうか変わると思いますが、それはしっかりと判断してください。違和感のある『時短』は『手抜き』と言われてしまいます。
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