これをすると『執筆作業が遅くなる』漫画の描き方『9選』

漫画を描くのは緻密な作業でとても時間もかかります。そんな時間のかかる漫画制作をより遅くしてしまうことが無いようにしたいものです。

あかにゃん

できるだけ早く描きあげたいにゃ

あおにゃん

私も作業が遅くなることをしてるのでしょうか?

きいにゃん

長時間をかけて気合と根性でなんとかするぜ

すいへい

漫画制作が遅くならないように効率よくしましょう

なるべくその時間を短縮して作品作りが出来ると良いと思います。

この記事でわかること

・執筆が遅くなる漫画の描き方

・漫画執筆が早くなる方法

本ページ筆者の経歴

PN水兵きき。大手出版社で連載8回、20年近く漫画家生活。代表作はアマゾン1位『みかにハラスメント』。一発屋。

目次

執筆が遅くなる漫画の描き方『9選』+オマケ

ここで紹介する制作が遅くなる描き方はこちらです。

  1. 背景を手描きする
  2. 下描きを描き込みすぎる
  3. 『読切』なのに連載を想定して今後のことを考えすぎる
  4. 読者や編集者を意識しすぎる
  5. 道具にこだわりすぎる
  6. 描きたい構図にこだわりすぎる
  7. 時間を決めないで描く
  8. 漫画以外に気になることがある
  9. 途中で『つまらない』と思い込み諦めてしまう

背景を手描きする

漫画の背景は3Dデータを使うほうが手描きより格段に早くなります。

ぼくは以前アシスタント先で背景を専門に描かせて頂いていたことがあります。

プロの職場で背景の手描きを実践させて頂いた経験のある立場から言っても、背景の手描きはとても時間がかかります。

背景を描くのが好きだったり、自分だけの独特な背景を描く場合は手書きでも良いと思います。

しかしファンタジー世界の漫画でも使える3Dデータの背景が増えてきていますし、そのデータに手描きでタッチを加えてオリジナリティを出すことできます。

舞台が現代の漫画ならなおさらです。

すいへい

ぼくはクリスタを使うようになってから背景をほとんど3dデータに頼っています

こちらは手描きの『お部屋背景』です。

こちらの作業は、

アイレベル➡消失点設定➡下描き➡ペン入れ➡修正➡トーン で仕上がります。一方

下の画像は3Dの『お部屋背景』です。

こちらは背景素材を用意しておけば、

位置合わせ➡線画抽出➡トーン で上がります。慣れれば10分かからずにできます。

下描きを描き込みすぎる

下描きを必要以上に描き込みすぎることも執筆時間をかけてしまいます。

ぼくは以前、『ペン入れ』より『下描き』が好きでデッサンの狂いなく細かく丁寧に全力で描いていました。

そのせいか『ペン入れ』のときには疲れが出てしまいあまり身が入りませんでした。

あおにゃん

私もそういう傾向があります

下描きは慣れてくれば、ある程度のキャラのデッサンと表情を描くくらいで十分です。

なぜならデジタル漫画の場合なら修正が簡単でやり直しが何度でもできるので、ある程度の下描きで足りるからです。

すいへい

読者が見るのは下描きでは無いので、下描きはなるべく時間をかけずに簡略化!

あおにゃん

たしかにデジタルなら下描きは簡単な描き方でいいですね

『読切』なのに連載を想定して今後のことを考えすぎる

キャラを深掘りするために投稿用の『読切』漫画であっても、その後の展開を何話も考えたりしたい気持ちはわかります。

もちろんある程度はキャラを作るのに必要なことだと思います。

しかし、読切は読切として考えたほうが時間短縮になりますし、あまり深堀りしてしまうと読切のときに『このキャラはこんなこと言わない』や『連載用の伏線を張っておこう』みたいな、

キャラの行動をセーブしてしまい『読切』作としての質が下がることも考えられます。

あかにゃん

ぼくは結構やってしまうにゃ

もし人気が出て、その読切が連載になるならその時に設定の変更もできます。

すいへい

必要以上に読み切りの続きを深掘りぜず時間短縮

読者や編集者を意識しすぎる

編集者の意見を取り入れたり、読者の求めているものを想像することもあまりやりすぎると堂々巡りになり時間を取られることがあります。

編集者は結局、編集者の思いつかない漫画を求めていますし、読者が求める漫画は時間とともに変わるからです。

あおにゃん

私はよく分析をしますが答えは出ません

すいへい

編集者の意見は大まかに捉えて、自分の作品を描き出しましょう

道具にこだわりすぎる

道具にこだわりすぎるために、お金を貯めて『あの道具』を揃えてから漫画を描こう!とするのも時間を無駄にしてしまうことが多いです。

あかにゃん

良い液タブを買ってから漫画を描きたいにゃ

それが2〜3週間ならまだしもそれ以上なら、安価なものを買うか貯金があれば買ってしまい描き出しましょう。

すいへい

長い時間をかけて高いものを買ってから描き出すのでは、それまでの時間がもったいない

絵がかけないときに一度決めた構図にこだわりすぎる

絵というものは不思議で、何十年も描いていてもたまに今まで描いたことのある構図でも描けなくなることがあります。

そしてその描けない構図にこだわってしまい、時間がかかってしまうことがあります。

きいにゃん

まさに今それだ───!!

その場合、別の構図で描くとあっさり描けることがあります。

すいへい

重要なシーンで構図を変えられない場合は後回しにして、時間を空けてから描くことも必要です

時間を決めないで描く

時間を決めないで描くとダラダラしてしまい、時間がかかってしまうことがあります。

あかにゃん

漫画を描きたいのにお昼寝しちゃうことがあるにゃ─

時間を決めて描きましょう。

時間を決める際は短いスパンが良いと思います。

すいへい

ぼくは『ペン入れ』の場合、1ページ1時間で描く!と決めて始めます

漫画以外に気になることがある

漫画以外のことで気になることがあると集中力が無くなり、時間がかかってしまうことがあります。

きいにゃん

新作映画が気になるぜー

漫画だけに集中できるように事前に予定を調整しておくといいでしょう。

すいへい

机周りも常に整理しておくといいでしょう。せっかく描こうとイスに座っても余計なものがあると気になります

途中で『つまらない』と思い込み諦めてしまう

これは執筆が遅れるというより描くのを辞めてしまい完成しない行為です。

『つまらない』と思う場合の多くは、しっかりとした演出が出来ておらず『つまらない』と感じてしまうことがあります。

自分の原稿を何度も見返して面白く演出しましょう。

すいへい

読者を驚かせる演出『ミスリード』や読者の『想像以上』を意識すると良くなることも

こちらは『面白さを作る』記事です。ヒントになれば。

オマケ。デジタル漫画に興味があるのに導入に踏み切れない

デジタル導入に踏み切れないで時間を取られてしまうことがあります。

ぼくも以前は一時期そうでした。

現在もすでにデジタル全盛ですが、これからは漫画はデジタルで描くのが大半になります。

デジタルはとても便利で、初心者でもソフトの使い方を覚えてしまえば簡単に漫画を描けるようになるからです。

すいへい

本気で漫画を描いていくならデジタルがオススメ

デジタル導入を考えているならこちらもどうぞ

早く描くにはどうする?

早く描くために一番大事なことはとにかく『手を動かす』ことです。

そのためには〆切を決めることが1番重要だと思います。

ただ単に〆切を設定しても守れないので、絶対に破れない条件の下で〆切を作ることをお勧めします。

しかしそれはそれぞれの環境によって変わると思うので自分で見つけるしかありません。

〆切の作り方も〇か月後などではダラけてしまうので、短い期間が良いでしょう。

すいへい

ぼくはどこかに出かける予定があると、それまでに『ここまで』進めようと目標を作ることが出来て『手を動かす』ことが出来ます

『執筆作業が遅くなる』まとめ

作業を見直すことで、それまで使っていた多くの時間を節約することができます。

時間を作って漫画制作をよりスムーズにしてください。

こちらも時間節約に。

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