プロの漫画家になったら、自分の漫画が世間の話題になるくらい売れるといいな!と誰もが一度は考えると思います。
ぼくもデビューして売れたいにゃ
売れるとどうなるんでしょう?ドキドキ
めちゃくちゃ人気になりたいぜ!!!
本当にありがたいことに、ぼくは漫画が一度人気になりました!
この記事では実際に漫画が『売れる』とどうなるかのか、ぼく漫画家水兵ききの初めての単行本『みかにハラスメント』が瞬く間にアマゾンで1位になった時のことを書かせていただきます。
・実際に漫画が人気になると起こる具体的なこと。
漫画が人気になり有名になると起きるコト『11選』
先に起こったこと『11選』を書き出すとこちらになります。
- アマゾンで1位になるコトも
- アニメ化の話が出るコトも
- 出版社から引く手数多になるコトも
- 『このマンガがすごい!』に掲載されるコトも
- オリジナルデザインのフィギュアを販売してもらえるコトも
- 有名人に作品が好きだと言ってもらえ交流できるコトも(うしじまいい肉さん)
- 有名人と同じ舞台に立つコトも(ホリエモン)
- 有名映画の公式企画イラストを任されるコトも(スターウォーズ)
- クラウドファンディングが成功するコトも
- 妻が作品を知っていたというコトも
- 自分の婚活が漫画化されるコトも
1 、アマゾンで1位になるコトも
初単行本がアマゾンで1位!? なにこれ怖い。何が起きたにゃ!?
2005年3月にぼくの初単行本『みかにハラスメント』が発売されました。
『みかにハラスメント』を単行本の発売前にエゴサーチしたところ、感想を書いてあったのは1サイトしか見つけられませんでした。
それも無理は無かったかもしれません。
なぜなら、この作品が掲載されていたのは『ガンガンパワード』という3か月に1度発行される季刊誌でしたし、『みかにハラスメント』は読者アンケートの『つまらない漫画』項目で
第1話が『1位』、第2話も『1位』、第3話は『2位』でした。
『みかにハラスメント』はその程度の認知度で静かに単行本の発売日を迎えました。
発売日ぼくは一番近所の小さい本屋に並んでないかな~?と足を運びました。
ドキドキしながら本棚を探すと・・・2冊並んでいるのを確認しました。この時は本当に感動しました。
雑誌の一部として漫画が載っているのでは無く、自分の作品だけが集められ1冊の本になる。それが本屋に並んでいる。それだけで胸がいっぱいでした。
出版社から事前に単行本を20冊程度届いていたにも関わらず、1冊購入して帰宅しました。
その次の日の夜のことです。いつもチェックしていたブログを見ると・・・
『おおおおおおおお!?』アキバブログで取り上げられてるるるる!!!!!?
そして2ちゃんにスレッドも立てられ、後日『みかにハラスメント』はアマゾンで1位になりました。
発売前はまったく注目されていなかったのに・・・こんなことが・・・!
2、 アニメ化の話が出るコトも
アニメ化!?すげー
人気があればアニメ化のお話にもなります。
『みかにハラスメント』の場合、単行本発売の数か月後にアニメ化の話が来てるよ~というお話を担当さんから聞きました。
ですがその後は音沙汰なく、流れてしまいました。
その後お付き合いのできたおもちゃ会社の社長さんから聞いたお話だと、3社ものアニメ会社が『みかにハラスメント』に興味をもってくれていてくれたそうです。
アニメ化がお流れの話は業界ではよくあることです(悲)
3、 出版社から引く手数多になるコトも
売れっ子漫画家にゃ
多くの出版社からオファーをいただけるようになります。
ぼくが連載漫画、読み切り漫画を描かせていただいた出版社はこちらです。
- スクウェアエニックス
- 講談社
- 小学館
- 秋田書店
- メディアワークス
- 富士見出版
- 芳文社
- アーススター
挿絵なども合わせるともう少し増えます。
多くの出版社さんで描かせていただきました
4、 『このマンガがすごい!』に掲載されるコトも
漫画通に有名な本です
『このマンガがすごい!』に掲載されました。
『みかにハラスメント』は2006年に59位になりました。
萌えジャンルの中では『いちご100%』の次くらいだと思います。
アニメ化、引く手あまた、このマンガがすごい!は売れた作家さんにはほぼ訪れることだと思います。ここからはぼくに起こったことをご紹介いたします。
5、 オリジナルデザインのフィギュアを販売してもらえるコトも
フィギュアにゃ!
オリジナルデザインのフィギュアを販売してもらえることもあります。
おもちゃ会社さん(トイズプランニング)からの依頼でフィギュアのデザイン、販売をしていただきました。
フィギュア大好きだったぼくにはとても嬉しいお仕事でした。
6 、有名人に作品が好きだと言ってもらえ交流できるコトも
俺もインフルエンサーと交流したいぜ!
SNSでの交流が増えている昨今、作品のおかげで有名人と出会うことも。
ぼくが以前から好きだったレイヤーのうしじまいい肉さんが『みかにハラスメント』が好きということで、SNS上で少しやりとりさせていただきました。
うしじまさんインスタグラム
挨拶程度でしたが嬉しい体験でした
7、有名人と同じ舞台に立つコトも
2018年ぼくは、自身の代表作『みかにハラスメント』の新作を発表するためにクラウドファンディングを始めました。
そこで宣伝するために何かないかと考え、そのころ流行りだしていたオンラインサロンに注目。
以前から歯に着せぬ発言で世間の話題を集めていて、プロ野球球団買収の頃から好きだったホリエモンのオンラインサロンに顔を出しました。
そこでこのクラウドファンディングの話しをするとありがたいことにホリエモンご本人に興味を持ってもらいました。
ご本人登場は焦りました(嬉しい^^;)
ホリエモンから直接、クラウドファンディングのリターン(ご支援のお返し)などのアドバイスを頂きました。(作中登場券などはホリエモンのアドバイスでした)
そのやり取りの中でクラウドファンディングの詳細に不備があり、『時間の無駄』だと怒られました。(普段のホリエモン節が見れて超嬉しい^^;ホリエモンさんすみませんでした)
怒られてもテンションが上がったんだな
そしてそのやり取りを見ていたサロンの方が声を掛けてくれて、近々行われる『ホリエモン万博』のクラウドファンディングブースに登壇することに。
ただこの時はまだホリエモンと同じステージに立つ予定はありませんでした。
この後、奇跡が起きることに・・・!
イベントでは開催中のクラウドファンディングの話をして宣伝させていただきました。
そしてそれが終わるとイベント運営の方から突如こんな提案が。『夜の別ブースにも出ませんか?』その夜のステージではホリエモンの前でプレゼン出来ることに!!
ま?・・・マジですか・・・!ででで、出ます
そこでは短い時間でしたがホリエモンの前で「みかにハラスメント」がどんな漫画なのかをお話しました。
ホリエモンと直接会話をする時間はありませんでしたが、舞台に上がるときに目が合いました。『サロンのあいつか』くらいは思ってくれたかもしれません(嬉しい^^;)
以前からネットやテレビで共感することが多く、著書も数冊ですが読ませていただいていたので、本当にありがたく嬉しい仰天イベントでした。
こちらで宣伝させていただいたおかげもあって、クラウドファンディングも成功いたしました。
8、有名映画の公式企画イラストを任されるコトも
スターウォーズと言えば、世界的にも超有名で最早、地球を代表する映画といってもいいでしょう。
たしかに地球代表と言ってもいいくらいだぜ!
ぼくは2005年にスターウォーズの公式宣伝を請け負いました。
当時はあまりピンと来ていませんでしたが(というか忘れていた)今思うとすごいことでした^^;
当時ぼくは、はじめての単行本が発売されたばかりの新人漫画家でした。
新作のスターウォーズが公開されるということでスクウェア・エニックスさんから、宣伝イラストを描いてほしいというものでした。そのイラストはガンガンに掲載されました。
スターウォーズと公式で関われたというのは自慢できる仰天イベントかと思います
こ、これは何気にすごい気がします・・・
良くわからないけど、ぼくもすごいことのような気がします
スターウォーズ宣伝イラストについては明細書付きでこちらの記事にも書いてあります。イラストの原稿料も公開。
9、 クラウドファンディングが成功するコトも
クラウドファンディングの成功。
残念ながら『みかにハラスメント』以来ヒット作のないぼくですが、発売から13年経った2018年に開催した『みかにハラスメント』続編制作プロジェクトで本当にありがたいことに多くの資金をご支援いただきました。
そのページはこちらです。
13年も前の作品に支援してくれるとは!覚えててくれて本当に感謝です
こちらはクラウドファンディングをやってみたい漫画家さんに向けた、成功させるための記事です。
10、 妻が作品を知っていたというコトも
漫画みたいな展開キター
出会ったときには妻が『みかにハラスメント』を知っていた。
初対面の時から作品を知っているというのはなんとも不思議な感じでした。しかも男性向け要素が多いのに。
妻は漫画好き。妻との出会い記事はこちらでも
11、自分の婚活が漫画化されるコトも
ぼくの婚活が漫画化されました。
その漫画を描いたのは自分ではなく『妻』でした。
※正確には妻の婚活マンガに途中からぼくが出てきます。こんな漫画です。
結婚後、妻が趣味で無料でネットに上げていた婚活エッセイ漫画が出版社の目に留まり、単行本になりました。
単行本にしたいと言うお話をいただいたときは妻はまだ漫画家デビュー前でしたし、ぼくもネットに上げている漫画が単行本になるなんて話を聞いたことがあまり無かったので二人でその話を疑っていました^^;
しかし無事に単行本発売。これにより多くの人にぼくのプライベートが公になることに。その内容は・・・
BL漫画読んでたり、精液検査で動いてるところ見たり、30半ばで童貞だったり、ホモだと疑われたり(違いますバイですキリ)などなど・・・
もちろん公開を許可していますが、漫画でいろいろばれました^^;
ネットに上げていた漫画が単行本になるんですね!
ご興味ある方はこちらから。
遊佐いつか先生(妻)のエッセイ漫画はこちらから。
【驚愕】漫画が人気になり有名になって起きたコト『11選』【体験】まとめ
- アマゾンで1位になるコトも
- アニメ化の話が出るコトも
- 出版社から引く手数多になるコトも
- 『このマンガがすごい!』に掲載されるコトも
- オリジナルデザインのフィギュアを販売してもらえるコトも
- 有名人に作品が好きだと言ってもらえ交流できるコトも(うしじまいい肉さん)
- 有名人と同じ舞台に立つコトも(ホリエモン)
- 有名映画の公式企画イラストを任されるコトも(スターウォーズ)
- クラウドファンディングが成功するコトも
- 妻が作品を知っていたというコトも
- 自分の婚活が漫画化されるコトも
漫画が売れると漫画以外でもいろいろな体験ができます。机の上で一人で描いていた作品がこんなに拡がるなんて、漫画の力を思い本当に知らされます。
『みかにハラスメント』は作者だけでなく、読者の記憶に残る愛される作品です。
みかにハラスメント第1話はこちらから。
こちらは漫画出版社開催のパーティ詳細記事です。
こちらはデビュー前に体験した『漫画の公開審査会』のエピソード詳細記事です。
漫画家が半年かけて作ったブログ制作エピソードはこちら。
漫画制作のエピソードはこちら。
このマンガがすごい! 2021
ぼくらがクラウドファンディングを使う理由
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