完結した昔の人気漫画は『クラウドファンディング』で続編制作を!成功できる『3つ』のポイントとは!?

みなさんには思い出の大好きな漫画がありますか?

ぼくは20年以上ジャンプを読んでいて、思い出深い大好きな漫画がたくさんあります。

短い連載でも印象に残っているものが多く『アイアンナイト』や『レディジャスティス』、『タイムパラドクスゴーストライター』さらに古い作品では『AT Lady!』『とびっきり!』なども大好きで、できれば『続き』『新しい話が読みたい』と思っています。

完結した漫画の続きなんて作者が勝手に自分のHPに載せたりしないと基本的には読めません。

しかし今は漫画家にとって『続き』が描きやすい環境が出来てきました。

この記事では以前漫画を描いていた漫画家や、その周囲にいる方に『クラウドファンディング』でご支援いただき漫画の『続きを描く』ための具体的な方法について解説していきます。

もしかしたら続編なんて読めない。と諦めていた読者もこの記事を読んでSNSなどで声をあげれば、漫画家さんが反応してあなたの思い出の漫画が復活する日が来るかもしれません。

ぼく漫画家水兵ききは今まで6回のクラウドファンディングを成功させていただきました。

その時に気づいた漫画のクラウドファンディングが成功できる有利なポイントについても詳しく書いていきます。

ぼくが開催させていただいたクラファンについてはこちらの経歴からどうぞ。

目次

クラウドファンディングとは何か

最近よく聞くようになったクラウドファンディングとはこういうものです。

不特定多数の人が他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを意味する

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E
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ウィキペディアでは上記のように書かれています。
簡単に言うとファンからご支援をいただき、その代わりにリターンのお返しをするのがクラウドファンディングです。

漫画の続編の場合、ご支援してくれたファンに続編を見せたり、本にして送ることが基本のリターンになります。

クラウドファンディングは成功した場合、まとまった資金を『先に得る』ことが出来るのが特徴的です。そのおかげで安心して執筆作業に入れます。

まず最初にやること

商業誌で連載していた漫画は、まずこれをやらないといけません。

出版社との『契約』を終了することです。
出版社にもよると思いますが、ぼくが契約をしていたスクウェア・エニックスの契約書にはこう書かれています。

『本契約を終了する旨の書面による意思表示がないときは、本契約の有効期間は1年間延長されるものとし、以後も同様とします。』

意思表示が無い限り、契約を繰り返す。ということです。なので担当さんかもしくは出版社に直接連絡をして契約をしないことを伝えましょう

ぼくの場合は単行本発売から時間が経っていてすでに発行が無く、デジタルでの配信も無かったのであっさり契約解除の契約書が届きました。

デジタル配信がある場合は?
契約を解除してしまうと出版社の権利が無くなり、配信が無くなってしまう可能性があります。

その場合は出版社に契約を維持したままクラウドファンディングをしたい旨を相談しましょう。

おそらく特に問題なくOKされることでしょう。なぜならクラウドファンディングが宣伝になりデジタルの本が売れることと、基本的に作家の損になることはしないはずだからです。

しかしOKされない場合は、

裏技があります。

この方法は小学館の編集さんに言われたことなので問題の無い方法です。それは『タイトルを少し変える』というやり方です。

実際にぼくの代表作「みかにハラスメント」はタイトルを少し変えて小学館のモバマンで描いたことがあります。(後に正式に契約解除しました)

成功できる『3つ』のポイント

商業漫画の続編はおかしな目標金額を立てない限りおそらく一度は成功することが多いと思います。

ぼくがそう思う理由は、プロジェクトをはじめてみるとわかりますがその反響の大きさに驚かされ、そしてその人たちが話題にしてくれたからです。

ではなぜ漫画はクラウドファンディングで有利なのでしょうか?そのポイントはこちらです。

1、好きな漫画は印象に残っていて何年たっても覚えていてくれる人が多い。

2、クラウドファンディングでしか手に入らないリターンを用意できる。

3、好きな漫画の作者と繋がりができる。

ぼくの代表作『みかにハラスメント』を例にあげると、この作品は2005年に出した漫画でしたが、2018年に開催したクラウドファンディングでとてもありがたいことに236名から1、873、000円ものご支援をいただきました。こちらがそのページです。

13年も前の漫画なのにこれだけのご支援をいただき、漫画の持つ大きなチカラに改めて驚愕しました。

どのクラウドファンディングのプロジェクトも、基本的にあまり労力を使わないものを用意することをクラウドファンディングサイトの担当様から助言されます。

それはあまりにリターンを大きくすると本来やりたいことの妨げになってしまうからです。

漫画の続編を描きたいのに、リターンで『ショートアニメを自主制作します』。なんてものを用意したら続編がおろそかになってしまいます。

漫画の場合はサイン入りの同人誌をリターンにしたり、ご支援者様のお名前を漫画のあとがきに載せたり、それほど労力のかからないものを用意できます。

ぼくは以前、漫画太郎先生のクラウドファンディングにご支援をさせていただいたことがあります。こちらのプロジェクトです。
好きな漫画家さんとの繋がりも魅力的です。

どんな続編がある?

クラウドファンディングで『続編』プロジェクトを立ち上げた漫画家さんたちの例です。
読み切り漫画の続編や、支援額1000万円越えがあります。他にも数えきれないくらいの作品があります。

イブニングで連載
『狼少年は嘘をつかない』続編制作プロジェクト!

ジャンププラスで読み切り
『あの娘ぼくがヲタ芸決めたらどんな顔するだろう』リニューアル連載プロジェクト!

comic ZEROSUMで連載
LUWON完結を目指した連載のためのプロジェクト

1600万円越え
漫画「刻の大地」塔の戦い編完結プロジェクト

目標と目標金額の決め方

目標は各々の状況によって違うと思います。まずは1話だけ描いてみたいのか、単行本1巻分の約200ページ描きたいのか?それは自身の状況やサイトの担当さんのアドバイスを元に決めてください。

目標金額はその目標の制作期間を算出して『生活費+実用経費』が良いと思います。もしくは『1pあたりの金額』を決めるのが良いと思います。

クラウドファンディングの担当さんの言葉ですが、クラウドファンディングで一番大事なことは『信用』ということです。無駄に目標金額を上げるのはよくないでしょう。

ぼくの場合はページ数で計算して、サイトにお支払いをする金額を引いた分を目標金額にしていました。

開催サイト選び

ぼくのプロジェクトはキャンプファイヤーさんとファーボさん(現キャンプファイヤーグループ)で開催させていただきました。国内最大のキャンプファイヤーさんはノウハウも多く、丁寧に説明してくれるので初めての方でも安心です。

成功させるには?

成功させるために必要なことはプロジェクト期間中に発信を続けることです。これは必ずやりましょう。
発信をしないと認知されず、成功は難しくなります。

発信はツイッター、フェイスブック、インスタグラムなど登録者が多いところが効果的です。

ぼくの場合はツイッター、フェイスブックに加え、漫画好きで知られるホリエモンのオンラインサロンで宣伝させていただきました。

後日、『ホリエモン万博』のクラウドファンディングブースで登壇させていただき、プロジェクトの告知もさせていただきました。
その時の記事はこちらから。

更にネットニュースサイトのプレスリリース(報道機関に向けた情報提供)にも応募させていただき、ねとらぼでも取り上げていただきました。

それほど有名なタイトルじゃない場合

あまり有名ではないタイトルもやりようがあります。

1、目標金額を適正にする。
2、告知にチカラを入れる。
3、現在の活動をsnsで発信する。

これは意外に思うかも知れませんが、漫画のタイトルを知らない人が支援してくれる場合があります。ぼくの時もそうでした。

正確な数字ではないですが、体感としては2割近くはそういう方が居るように感じます。

ご支援いただくときに応援コメントをできるのですが、『このサイトで知った漫画だけど、頑張ってるから支援しました』というメッセージが届くことがあります。

その人たちはサイトのプロジェクトページを見て知ったり、snsで頑張っていること知り支援する気持ちになった方たちです。発信することで注目を集めてください。

まとめ

目標金額を適正にして、活動報告と告知をしっかりやれば何十年も前のタイトルでも成功出来ると思います。

くれぐれもリターンを盛りすぎて疲労しすぎない様に。それは支援者さんたちも望んでいません。

実際にクラウドファンディングをやってみたい漫画家さんはお声をかけていただければ、ぼくでよければお手伝いさせていただきます。

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成功するクラウドファンディング―――「あったら楽しそう」のワクワク感にお金が集まる

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ぼくらがクラウドファンディングを使う理由

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クラウドファンディング2.0

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クラウドファンディングで夢をかなえる本

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