今まで商業誌で8作の連載を立ち上げたぼく漫画家水兵ききは現在、妻の漫画家デビューをお手伝いしています。
ジャンププラスで結構評価されてた漫画はどうなったにゃ?次は何をするにゃ?
今回は『リモート持ち込み』と『トーナメント型漫画賞』応募のお話です
漫画家志望者をお手伝い記事はこちら。
- その1 漫画家が漫画家志望者のデビューをお手伝い。進行中エピソード1
- その2 漫画家志望者のデビューをお手伝い。進行中エピソード2。~出版社へ持ち込み~
- 番外編 【ご利益あり!】漫画家志望者のデビューをお手伝い。番外編。~漫画家の聖地?鎌倉の荏柄天神社参拝~
・『トーナメント型漫画賞』のシステム
『リモート持ち込み』や、ちょっと変わった『漫画賞』に興味がある人もいると思いますので詳しく解説していきます。
【具体例提案】デビューに近づく『連載立ち上げのプロ』の漫画添削【悩み相談】
リモート持ち込み
リモート持ち込みとは
最近増えてきたのが直接顔を合わせない『持ち込み』のリモート持ち込みです。
リモート持ち込みはまず出版社やSNSに連絡をしてリモート持ち込みをしたいことを伝えます。
自分の原稿は予め先にデータで送っておくことが多いようです。受け付けていないこともあります。
そして予約した日時にパソコンやスマホでアプリを使い『リモート持ち込み』をします。
妻が使用したアプリはZOOMでした
メリット
リモート持ち込みのメリットは移動時間と移動費がかからないことです。
そして出版社への持ち込みの場合の目の前で自分の漫画を読まれる緊張感がなく、家で落ち着いてお話ができるところです。
緊張感が減るのは嬉しいにゃ
デメリット
リモート持ち込みのデメリットは気軽に持ち込みができてしまうので、編集者に本気度が伝わらない気がすることです。
アプリごしに俺の本気を伝えるぜ!
リモート持ち込みや、通常の持ち込みにまだ抵抗がある場合は、ぼく水兵が提供しているこちらもどうぞ。
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その旨、トークルームでお伝えください
こちらもお勧め。
リモート持ち込み開始
ぼくもリモート持ち込みに立ち会わせていただきました
家でリラックスできるためか、妻もジャンププラスへの持ち込みよりも落ち着いているようでした。
リモート持ち込みをしたのはアプリのGANMA!でした。
ジャンププラスでも割と評価が高かった作品など3作ほどを事前に渡していました。
その中でもやはりジャンププラスで評価が高かった作品に目が留まったようで面白いと言われました。
一度編集者が感想を話し出すと出版社へ持ち込みも、リモート持ち込みも、特に変わらずお話できました。
しかしこちらでも残念ながら『担当』にはなってもらえず、GANMA!で今度開催するトーナメント型漫画賞応募を勧められました。
妻はこの評価された作品『死刑廃止』を完成させて、紹介された漫画賞に応募することを決めました。
出版社まで家から遠い人でも気軽に利用できるので『リモート持ち込み』はお勧めです
トーナメント型漫画賞
トーナメント型漫画賞 ってなに?
トーナメント型漫画賞はあまり聞き慣れないですね
公式サイトからの引用です。
『第3回G!トーナメント』とは、100作品の応募作の中からGANMA!アプリ内で作品についたコメント数(※)と、G!トーナメント公式Twitterから投稿した作品についたRT数によって1位を決める、WEBマンガ・バトルロイヤルである!
https://ganma.jp/g/boshu/shinjin2021/tournament/
20作を1ブロックとしてその中の1位を決めて、残った5作から優勝作品をを決定します。
エントリー&選考開始
妻の漫画もエントリーし、そしてブロック20作品の選考が始まりました。
妻の作品『死刑廃止』の出だしは順調で、アプリの『ハート』や『コメント』、Twitterの『RT』も伸びていました。
判定期間は1週間です。初日は2位で次の日から1位でした。
ぼくはこの時点でもう、このまま1位になれると思っていました
しかし妻は不安なようで、Twitterは何が起こるかわからない。と繰り返していました。
残念ながらその予想は当たってしまいました。
Twitterでエントリー作品を全ページ見られるのですが、Twitterは1ツイートで4ページずつしか表示されません。
そのため50ページある妻の漫画はTwitterでは読みにくく、ページの少ない読みやすい漫画が読まれやすいこともあり結果、抜かれてしまいました。
トーナメント型漫画賞参加結果
結果は残念ながらブロック2位でした。
しかし、ガンマの作家さんからフォローや応援コメントをたくさんいただき、評価いただきました。
プロの漫画家から一目置かれたんだな!
『リモート持ち込み&トーナメント型マンガ賞』まとめ
リモート持ち込みとトーナメント型漫画賞の雰囲気とシステムが少し伝わったかと思います。
今回のトーナメントでは予選を突破できませんでしたが、やはり実力もあり妻の再デビューは目の前だと確信しました。
ちなみに場合によっては敗者復活もありえるシステムなのでまだわかりませんし、他の出版社に同じ作品を持っていくという方法もあります。
追記。
その後、残念ながら復活はありませんでした。
しかし、ある程度の評価を受けたことでやる気が増し、新作に取り組んでいます。
遊佐いつか先生(妻)のエッセイ漫画はこちらから。
漫画家志望者をお手伝い記事はこちら。