楽しくネームやプロットを描いていてもいきなり詰まってしまうことがあります。
ぼくもよく止まってしまうにゃ
山場のちょっと前で、悩んで止まります
描きたい気持ちがあるのに止まるのは苦しいぜ
ぼくもよく詰まってしまいます
この記事ではそういう方たちに考えを切り替えるコツを解説していきます。
その方法はこちらになります。
- 別のキャラクターの視点から考える。
- 現在のストーリーを飛躍させて考える。
- 別のグループの話に切り替える。
- それまでの話の中から使えそうなセリフや設定から考える。
- 結果(山場)から逆算して考える。
- 読者の感情から考える。
- ミスリードを意識する。
このどれかを実践して使えばきっと詰まった話が進み出すと思います。
・ネームやプロットに詰まった時の考えを切り替えるコツ
ネームをスムーズに描きあげて、作業効率をアップさせましょう。
漫画制作の一連の手順はこちらから。それぞれの失敗を避けるコツも。
ネームが詰まったら?
描きたいシーンにたどり着く前に話が詰まってしまって、そこで描くことを辞めてしまわないようにしましょう。
きっと、ちょっとしたきっかけで話が進むはずです。考えを切り替える方法を解説していきます。
1,別のキャラクターの視点から考える。
主人公やそれに近いキャラクターに行動させたり、セリフを喋らせたい時にストーリーが詰まることがあります
あるにゃ!セリフが出てこないにゃ
ぼくがこういう時によくあるのが、詰まっている所を超えた先に『描きたい展開が決まっている』ときです。
その展開に持って行くことを考えても中々思いつかないことがあります。
その場合は別のキャラから考えた方が近道になることがよくあります。
別のキャラの思惑を考えて、ちょっとした行動をさせることで目標の展開に繋がることがあります。
漫画の内容にもよりますが、敵対する相手側から考えるのもオススメです。
敵側が歩み寄ってその結果、敵を倒す展開は自分の脳も驚くことがあります
2,現在のストーリーを飛躍させて考える。
主人公の次の行動はどうするか?で詰まることがあります。
勢いで描いてて突然、次どうしよう?ってなるぜ
ぼくも1つのエピソードが終わったあと、次に何をしようかと止まってしまうことがあります。
その場合、次のエピソードを描くことではなく今描いたエピソードを大きく飛躍させるのも1つの手です。
これのメリットとしては、飛躍させたエピソードをいきなり描くと理解されないことがありますが、今描いたエピソードの飛躍なら理解されやすいことです。
現在のエピソードがあるからこそ、次の飛躍したエピソードが描ける。ということも頭に入れておいてください
3,別のグループの話に切り替える。
主人公側の行動ばかり考えて詰まることがあります。
ぼくも主人公側ばかり考えて詰まってしまうことがあります。
この場合、一旦主人公たちは置いて敵や他のグループの話を進めることも出来ます。
視点を変えるんですね!
主人公たちの話を一度断ち切ることで、主人公たちの行動が気になる。という演出にも繋げることもできます。
4,それまでの話の中から使えそうなセリフや設定から考える。
今まで進んだエピソードを意識していますか?
詰まった時は、それまでの内容をさかのぼると伏線として使えそうなセリフや設定が見つかる場合があります。
それまでのセリフや設定を活かせると、途端に漫画としてのレベルが大きく上がるので是非見つけてみてください。
うまい伏線は漫画を読んでて驚きになるぜ
5,結果(山場)から逆算して考える。
結果や山場を意識して描いていますか?
この後どうなるかが決まっている場合、その結果から逆算して考えることもできます。
映画監督としても有名なビートたけしさんは『映画を終わりから考えて作る』とテレビで言っているのを見たことがあります。
これは何も最後の山場だけに限ったことではなくエピソード一つ一つでも同じことが言えると思います。
山場から逆算して、山場が盛り上がるように考えるんですね
6,読者の感情から考える。
自分の描きたいものばかり考えていませんか?
それまで進んだネームで読者がどんな『感情』を持っているか考えることでストーリーを進めることが出来る時があります。
読者の感情にゃ?
読者の感情『だけ』を考えて、現在の主人公の状態から次は『ピンチ』が面白いか『チャンス』が面白いか考えると次に描くべきエピソードを選択できることがあります。
『読者の感情』からというのがわかりにくければ、キャラクターの感情から考えても良いと思います。
ここまでのエピソードを踏まえて、次のエピソードではキャラクターは・・・
『更に困っていた』ほうが面白いのか?
『ここで一度落ち着く』のが面白いのか?
『何かに気づく』のが良いのか?
『状況が一気に変わりチャンスになる』のが良いのか?
など、次に描くべきエピソードを『感情』から考えるのもストーリーの詰まりを切り替えられます。
読者の感情を正しく理解すると、次に描くべきものが見えることがあります
7、ミスリードを意識する。
ミスリードとは人を誤った方向へ導くこと。 誤解させることです。山場の驚きを与えるために読者をだます演出をしましょう。
例えば、状況的にキャラがAを選びそうなストーリーを演出し、Bを選ばせる。というようなことです。
脳をリフレッシュさせることも必要
机にばかり向かって考えていても脳が疲れてしまい、あまりいいアイデアが出ないことがあります。
そういうときはリフレッシュさせることが必要です。寝て脳を休ませたり、体を動かしたりしましょう。
頭が働かないときは休息も必要ですね
こちらの記事ではぼくが実践しているアイデアの出し方を紹介しています。ヒントになればと思います。
【すぐできる】漫画家が実践しているアイデアの出し方『6選』
【描ける!】漫画ネーム作りが『行き詰った』時に、考えを切り替える『7つ』のコツまとめ
詰まってしまったときに一点ばかり見ていても、そこから中々進むことが出来ないことがあります。
1番描きたいシーンに時間を使うのは納得もいきます。
しかしその1番描きたいシーンは目の前なのに、手前で詰まってしまう。
そういうことにならないように重要ではないところでは考えを切り替えて詰まらないように気を付けたいものです。
最初の描き出しで詰まってしまう場合はこちらの記事もどうぞ。
漫画の導入1ページ目の描き方は?ジャンルによっても違う?
一番描きたいシーンに早く辿り着きたいぜ!
こちらはぼくのココナラのプランです
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