プロ漫画家として20年以上の経験を持つぼく水兵が漫画編集者との付き合いかたについて動画で紹介します。
勉強になりそうそうにゃ
編集者との付き合い方知りたいです
ショート動画なんだな見やすそうだぜ
編集者との良好な関係はプロでやっていくには必須です
動画8本とそれぞれの動画内容をテキストで解説します。
【担当編集者とのやりとり】漫画家デビューから単行本発売まで【どんな存在?】
ショート動画はこちらもどうぞ。
動画で学ぶ漫画の描き方2~面白い漫画の描き方編~
動画で学ぶ漫画の描き方3~デビューまでの道のり編~
1編集者との「信頼が崩壊」超危険行為
漫画家志望者さんによっては編集者に遠慮してしまい、質問を返すのをためらうことがよくあると思います。
それは絶対によくありません。
編集者さんからもらったアドバイスが理解できなかったら、必ずその理由を納得できるまで質問してください。
作品を良くすることがお互いの目的です。
理解できないことをそのまま直しても良くならないことが多いです。
漫画は一見、描きたいことは漫画の中に全て表現されていると思ってしまいますが、そんなことはありません。
見えていることはほんの一部です。
そんな一部しか見えていない漫画を二人で表面だけ話し合っていても、食い違いが起きるのは当たり前です。
ぼくはわからないことはデビュー前から担当さんに納得いくまで質問していて、担当さんも全て答えてくれました。そのおかげで迷いなく作品作りができました
2見逃し注意編集者からの提案
自分が苦手なジャンルだと思っていても、描いてみたら意外とそうでは無い事があります。
編集者の思いがけない提案こそ漫画家デビューに近づくかもしれません。
ほとんどファンタジー漫画を描いていたぼくの生徒さんも、担当編集者が「ファンタジーを教えるのは苦手」と言ったことでファンタジー抜きで描いたところとても面白い漫画を描いていました。
おそらく2025年前半には連載決定の話が聞けるような気がします
3担当編集者に連絡しづらい悩み
モジモジしてても貴重な時間だけが過ぎていきます。
早く連絡しろ!です
編集者も中々OKは出さないかもしれませんが、あなたの作品を待っていることは間違いないです。
それが編集者のお仕事です。
4その担当編集者キケンかも
ネームを見てくれない。というのは編集者の仕事を放棄していると思います。
しかもネームを見ずにできた完成原稿で賞を取ったら、その編集者の手柄になるとしたらより納得がいきません。
正直、他の出版社に持っていったほうがいいと思います
5悩みを解決した担当編集者の質問
描きたい漫画で悩んだら描きたいシーンから考えるというのも一つの方法です。
この一言でぼくの代表作は生まれました。
さあ、またここで考えてみましょう。ぼくが問います。
あなたはどんなシーンを描きたいですか?
・・・・・・・・・・・・
それいいですね!
6担当編集者との急がば回れ
ちょっと待って!まだ描き出さないで!
他の選択肢もじっくり考えてみてください。
プロになると締切に追われてゆっくり考える時間はなくなります。
今のうちにあらゆる選択肢を考える練習をしておきましょう。
7担当編集者の意見はなぜ的外れ?
結局、面白いものを描き続けるめには編集者頼りではいけません。編集者とのやりとりでプロの意見を消化吸収して自分の漫画力を付けましょう。
そのためにも納得のいく理由をちゃんと聞く。と言うのを常に心がけてください
8【ムダ無し】担当編集者との打ち合わせを超有益に
漫画は読む人によって面白い部分が変わることは良くあります。
描いた本人と編集者で「面白い部分が違う」とすれ違いの始まりです。
編集者の感じた面白い部分を強制されて直されることは描き手にとって面白いことではありません。
そのすれ違いが起きないように「面白い部分」を書き出して編集者に渡しておきましょう。
書き出した上で、別の面白さを提案される場合は冷静にそれに耳を傾けて考えてみることも必要かもしれません
動画で学ぶ漫画の描き方1~編集者との円滑な付き合い方編~まとめ
商業で仕事をする場合は編集者との付き合いは必須です。
「円滑」で、「自分の為になり」、「成果」が出る打ち合わせができると良いと思います。