デジタル漫画制作で片手デバイスをすでに導入している人も多いと思います。
しかし片手デバイスは配置場所によって体に大きな負担になることがあります。あなたは大丈夫ですか?
片手デバイスは便利だけど体に悪いにゃ?
長時間作業するので体が心配です
俺の体調不良はこのせいか?
漫画は長時間の作業が必要です。姿勢に注意してください。姿勢を良くする片手デバイスを紹介します
紹介するXPPenの片手デバイス「ACK05」は配置場所次第では姿勢が歪まないので、長時間作業する人にはかなりお勧めです。詳しく解説します。
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片手デバイスで姿勢が歪む?
片手デバイスは基本的に絵を描いている時はずっと片手をデバイスの上に置いています。
そのため長時間それが続くと、その手の位置によっては特に上半身が歪むことが考えられます。
具体的にはペンを持っている手は液タブの上に常にありますが、反対の手は机の上でデバイスを扱うことになり肩が下がります。
短時間ならともかく、漫画を描くことは長時間になることが多いです。それが何日も続くことがあります。
出来れば反対の手も液タブの上に置き両腕、両肩のバランスを取ることが体のためにも良いことでしょう。
長時間のデスクワークで腰や肩を痛めた経験は誰にでもあると思います。
なるべく体の負担を減らさないと、骨格にまで影響を与えて真っすぐ立てなくなる人も増えてしまうと思います。
すでに体に大きな負担が出ている人にはなおさら改善が必要です。
XPPenの片手デバイス「ACK05」はなぜ姿勢が良くなる?
ぼくは以前、液タブの左側の机の上にキーボードを置いて漫画を描いていましたが、明らかに左肩が下がり姿勢が悪かったです。
そのため辿り着いたのがこの位置です。
ほとんどの片手デバイスが机の上に置くことを想定していますが、このコンパクトなデバイスXPPenの「ACK05」なら液タブの上に配置出来ます。
両肘とも液タブの上に置くことができて長時間でも姿勢のバランスを保てていると感じます。
体がほぼ正面を向けるのも良い所です。
XPPenの「ACK05」の性能やセッティングはこちらから
XPPenの片手デバイスは安価でコンパクトで置き方も万能【ホイール付き】
「ACK05」はなぜ液タブの上に置ける?
「ACK05」は液タブの上においても違和感なく使用できます。その理由は
- 軽量コンパクトで厚みも少ないから(本体サイズ127.55 x 70.49 x 10mm、重さ75g)
- 使いやすい向きに多方向レイアウトできるから(縦横自由に置いて使えます)
- ボタンが10個あり漫画制作に十分にだから(パターン切り替えで36個カスタムできます)
- 付属のレシーバーやブルートゥースで接続可能でコードが邪魔にならないから
作業エリア(読み取り範囲)から外枠まで3センチ程余裕があればはみ出しはしますが、以下のように落ちずに配置できます。
画像はXPPenArtist 22R Pro(読み取り範囲縦267.786mm外枠334.8mm。上下に3センチ以上の幅有)
こちらはWacom Cintiq 22(読み取り範囲縦270㎝359mm。上下に3センチ以上の幅有)
ご自分の液タブのサイズを確認してから実行してください。XPPenもWacomも液タブが16サイズ以上なら置けるものが多いようです。
はみ出したデバイスを安定させるために少し裏側を加工しています。やりかたを以下で紹介します
片手デバイス「ACK05」を安定させる方法
未加工のままではデバイスが少し不安定なのでデバイス本体の裏側に加工をしました。
百均の強力なテープヤモリグリップを本体の裏に貼ります。
こちらも百均の滑り止めシートを貼り付けてます。
以上で完成です。
※少しのグラつきも気になる場合や、液タブを立てて使用する場合はヤモリグリップを直接液タブに貼り付けると良いと思います。
何年も片側の肩を下げたまま作業をしている人には是非勧めたい配置です
【良姿勢】XPPenデバイスなら長時間作業も身体の負担軽減【良骨格】まとめ
漫画を描くことは長い時間がかかります。そのため悪い姿勢はなるべく取らない方が良いでしょう。骨格まで歪んでからでは取り返しがつかないかもしれません。
コンパクトで液タブの上に置けるXPPenの片手デバイス「ACK05」がおすすめです。
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