クリスタのトーンの貼り方には種類があります。どのやり方が良いのか迷う人もいるでしょう。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/d4c985ec7a0ac662490190d84dbf420f.jpg)
1番簡単な貼り方を知りたいにゃ
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/2bf731bf9c71cff22c7840da0d0e4b74.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/2bf731bf9c71cff22c7840da0d0e4b74.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/2bf731bf9c71cff22c7840da0d0e4b74.jpg)
アナログだと貼って切るだけなのに、デジタルは複数あるんですね
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/430bdc2e6940b1b6de90f7d7c3bc8664.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/430bdc2e6940b1b6de90f7d7c3bc8664.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/430bdc2e6940b1b6de90f7d7c3bc8664.jpg)
クリスタ公式の基本と違う方法もあるんだってな
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
ぼくのお勧めの方法を教えます
最初にクリスタの公式ページで基本とされているトーンの貼り方を画像付きで紹介していき、続いてぼくのお勧めしている貼り方を紹介していきます。
公式の基本の貼り方はレイヤーが多くなりますが、お勧めするトーンの貼り方はレイヤーが最小で2枚で済み管理しやすい方法です。
最初は違和感があるかもしれませんが、とても便利な方法です。こちらのぼくの原稿を元に解説していきます。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/3651c1d13d9ce9f63094380ceb15a9ee.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/3651c1d13d9ce9f63094380ceb15a9ee.jpg)
背景作画を楽したいならこちらの記事も。
【漫画でわかる】プロも活用!『背景』は3Dデータを貼るだけ【EX導入で】
クリスタのトーンの貼り方はこの『5種類』
- 『素材』パレットの『単色パターン』から選択してドラッグ(クリスタ公式)
- 選択範囲ランチャー➡新規トーン(クリスタ公式)
- グレーで塗った後➡一括トーン化(お勧め)
- 新規レイヤー➡トーンレイヤー作成
- グレーで塗った後➡一か所ずつトーン化
最初は公式の基本の貼り方から解説します。
トーンを貼る時の基本
- トーンの基本設定
線数60 ・濃度10%~60% ・種類 円 ・角度45
公式ページ基本の貼り方2つ
1 『素材』パレットの『単色パターン』から選択してドラッグ(クリスタ公式)
素材ウインドウの『単色パターン』からトーンをドラッグして原稿に貼り付ける方法です。
①トーンを貼りたい範囲を選択ツールで選択。 ここではスカートを選択しました。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/dbb53301eaa6552453aa124f3835fb64.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/dbb53301eaa6552453aa124f3835fb64.jpg)
②素材パレットを表示。
ウインドウ➡素材➡素材『単色パターン』をクリックします。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/cd41488e34d6d8fdee5e5978d301b1b2.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/cd41488e34d6d8fdee5e5978d301b1b2.jpg)
③使いたいトーンを選択、ドラッグ。
トーンを選んで原稿へドラッグします。選択範囲を取っていればその部分に貼れます。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/31784611ec3454cbf2aad6bc64b10c88-2.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/31784611ec3454cbf2aad6bc64b10c88-2.jpg)
トーンを貼り逃したら?
トーンが貼れていない箇所に貼っていきます。
1、塗りつぶしツールを選択。2、他レイヤーを参照or囲って塗るを選択。3。該当箇所にトーン貼り付け。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/36192bb0a80c1eb0e600795fe611e019-1.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/36192bb0a80c1eb0e600795fe611e019-1.jpg)
トーンの貼り付けが出来ました。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/52a4ff79c890d5db1242bf9e02c3a04c.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/52a4ff79c890d5db1242bf9e02c3a04c.jpg)
トーンの詳細を変更したくなったら?
レイヤーのプロパティから変更できます。トーン線数変更。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/c39a43468477ce810ac405bd29bae17f.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/c39a43468477ce810ac405bd29bae17f.jpg)
網の設定。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/b14c4acfbea18d50f0123dbdd77d2a80.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/b14c4acfbea18d50f0123dbdd77d2a80.jpg)
トーンを増やしたくなったら?
トーンはDLしたり、自分で作ったものをドラックして素材パレットに保存できます。
よく使うものを登録しておくと良いでしょう。
この貼り方の作業工程は?
①トーンを貼りたい範囲を選択ツールで選択。
②素材パレットを表示。
③使いたいトーンを選択、ドラッグ。
※トーンを貼る箇所ごとに繰り返し
メリット
・アナログのようにトーンを貼りつけていける安心感があります。
・張り付けた後に、線数や網の設定で砂(ノイズ)などに変更できます。
デメリット
・貼るトーンごとにレイヤーが必要なのでレイヤーが異常に多くなることがあります。
・素材パレットを常に表示しておくと画面圧迫になります。
・選択範囲を作る必要があります。
※同トーンなら同レイヤーまとめ可。
※あとで変更しないなら『統合』でレイヤー数を調整できます。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/2bf731bf9c71cff22c7840da0d0e4b74.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/2bf731bf9c71cff22c7840da0d0e4b74.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/2bf731bf9c71cff22c7840da0d0e4b74.jpg)
レイヤーフォルダでまとめると管理しやすくなりますね。それでも人によってはレイヤーが膨大になりそうです
2 選択範囲ランチャー➡新規トーン(クリスタ公式)
選択範囲をとって『ランチャー』で新規トーンを作る方法です。
※ランチャーとはこのようなツールに付随したショートカットアイコン一覧です。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/7e36097b754fe97e9a94448265a7da03.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/7e36097b754fe97e9a94448265a7da03.jpg)
※ランチャーが非表示の場合は『表示』から『選択範囲ランチャー』を表示。
①選択範囲を取る。
選択範囲の下にランチャーが表示されました。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/6fe9bf0c65a93ef2ca4308f8ec9ca008.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/6fe9bf0c65a93ef2ca4308f8ec9ca008.jpg)
②ランチャーから新規トーンを選択。③トーン詳細を決める。
・トーンの基本は
線数60 ・濃度10%~50% ・種類 円 ・角度45 最後にOKをクリック。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/43249348402030726e1e8c2b2d23c3b1-1.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/43249348402030726e1e8c2b2d23c3b1-1.jpg)
トーンの貼り付けが出来ました。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/52a4ff79c890d5db1242bf9e02c3a04c.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/52a4ff79c890d5db1242bf9e02c3a04c.jpg)
この貼り方の作業工程は?
①選択範囲を取る。
②ランチャーから新規トーンを選択。
③トーン詳細を決める。
※トーンを貼る箇所ごとに繰り返し
メリット
・アナログのようにトーンを貼りつけていける安心感があります。
・張り付けた後に、線数や網の設定で砂(ノイズ)などに変更できます。
デメリット
・ 貼る トーンごとにレイヤーが必要なのでレイヤーが異常に多くなることがあります。
・選択範囲を作る必要があります。
※同トーンなら同レイヤーまとめ可。
※あとで変更しないなら『統合』でレイヤー数を調整できます。
『お勧め』のトーンの貼り方
3 グレーで塗った後➡一括トーン化
グレーで塗り分けたあとに一括でトーン化する方法です。
①レイヤーにグレーで着色。
1、新規ラスターレイヤーを作り、『乗算』にします。
2、カラーパレットウインドウの『標準カラーセット』を表示させます。
カラーセットが見つからない場合はウインドウ➡カラーセット
カラーセットの『標準カラーセット』を選び、詳細(三アイコン)から表示方法➡リスト中かリスト大にします。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/1cd9aae0f565b5f55f98efbd16819e3f.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/1cd9aae0f565b5f55f98efbd16819e3f.jpg)
3、灰(グレー)を選択します。
4、塗りつぶしツールの『他レイヤーを参照』を選択します。
5、塗りつぶしをします。(トーン化せず)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/aa64a195b2c7047680ff284e5709e5d3.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/aa64a195b2c7047680ff284e5709e5d3.jpg)
キャラを全てグレーで塗るとこうなりました。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/de611e0a13e4c77952a6f07e5ac053d4.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/de611e0a13e4c77952a6f07e5ac053d4.jpg)
グレーで着色するレイヤーは『基本トーンレイヤー』と『影用レイヤー』の2枚です。ここでは『手前トーン』と『手前乗算』と表記しています。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
塗る事だけに集中してサクサク塗れます
カラーパレットは場所を取ることがあります。便利な方法は?
カラーパレットは場所を取るので、原稿にパレットを作ってしまう方法がお勧めです。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
下記はぼくが使っている原稿フォーマットです
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 3c822bb44143aafdf05d4dfc1268ef34.jpg](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/07/3c822bb44143aafdf05d4dfc1268ef34.jpg)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 3c822bb44143aafdf05d4dfc1268ef34.jpg](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/07/3c822bb44143aafdf05d4dfc1268ef34.jpg)
こちらからDLできます。(クリックするとDLが始まります)商業B4サイズ
原稿フォーマット
スポイトツールもしくはペンツール時にキーボードのAltを押しながら色を選択します。
③最後にトーン化処理をします。 (1Pの原稿を全てグレーで着色してからトーン化します)
1P全てグレーだとこうなります。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/3651c1d13d9ce9f63094380ceb15a9ee.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/3651c1d13d9ce9f63094380ceb15a9ee.jpg)
一括トーン化
一括トーン化の方法です。
『ファイル』→画像を統合して書き出し→PSD(Photoshopドキュメント)
※出版社投稿用の拡張子はPSDに。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/2375be41225a158007df2db817136efc.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/2375be41225a158007df2db817136efc.jpg)
保存先を指定→PSD書き出し設定・カラーの表現色『モノクロ2階調(トーン化)』を選択→OKを押します。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/5cddff3a9ff8abae762d16e9d58fd028-1.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/5cddff3a9ff8abae762d16e9d58fd028-1.jpg)
複数ページの場合は、『複数ページ書き出し』から。
これでトーン化されました。どの商業誌にも投稿できます。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/9de3f521bfd3b24f1d2050e9bec48f26.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/9de3f521bfd3b24f1d2050e9bec48f26.jpg)
トーンの線数はどこで変更?
基本的は60ですが、変更したい場合はこちらになります。
ページ管理→作品基本設定を変更を選びます。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/a66abd5a97b586ba4f425314248bc546.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/a66abd5a97b586ba4f425314248bc546.jpg)
キャンバス→基本線数で変更。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/21537759ab4e73bd1adfe9bbff053498-1.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/21537759ab4e73bd1adfe9bbff053498-1.jpg)
この貼り方の作業工程は?
①新規ラスターレイヤー(乗算)にグレーで着色。
②選択範囲を取って着色の場合もあり。
③最後にトーン化処理をします。
※①②のみ繰り返し。トーン化作業は一度でOK。
メリット
・レイヤー分けは重なる部分だけなのでレイヤー数を減らせます。
・一か所ずつトーン化の作業をしないで、『グレーを塗る』ことだけに集中できます。
※基本トーンレイヤー、影トーンレイヤーの2枚が常備レイヤーです。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/d4c985ec7a0ac662490190d84dbf420f.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/d4c985ec7a0ac662490190d84dbf420f.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/d4c985ec7a0ac662490190d84dbf420f.jpg)
一気に塗れるにゃ
デメリット
・最後にトーン化するため、トーンを貼っている感覚が薄いです。
・一括トーン化は線数が全て一緒になります。
※砂目トーンや模様トーン、別の線数で貼りたい場合は他に作らないといけません。なので公式基本も覚える必要があります。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
時短なら最後に一括トーン化!ぼくはこのやり方です
残りも2つの貼り方紹介
4 新規レイヤー➡トーンレイヤー作成
レイヤー➡新規レイヤー➡トーンでトーンレイヤーを作り詳細を設定し、貼り付ける方法です。
①選択範囲を取る。 ②レイヤー➡新規レイヤー➡トーン。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/5380e0642feabd19941f6e1f36453f94.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/5380e0642feabd19941f6e1f36453f94.jpg)
③トーンの線数などを設定。
・トーンの基本は
線数60 ・濃度10%~50% ・種類 円 ・角度45 最後にOKをクリック。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/88b2453b8eba0dd05c926fa22ededecd.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/88b2453b8eba0dd05c926fa22ededecd.jpg)
トーンの貼り付けが出来ました。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/52a4ff79c890d5db1242bf9e02c3a04c.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/52a4ff79c890d5db1242bf9e02c3a04c.jpg)
この貼り方の作業工程は?
①選択範囲を取る。
②レイヤー➡新規レイヤー➡トーン。
③トーンの線数などを設定。
※トーンを貼る箇所ごとに繰り返し
メリット
・アナログのようにトーンを貼りつけていける安心感があります。
・一か所ずつ貼りたいトーンの線数など詳細を決められます。
・張り付けた後に、線数や網の設定で砂(ノイズ)などに変更できます。
デメリット
・貼るトーンごとにレイヤーが必要なのでレイヤーが異常に多くなることがあります。
・選択範囲を作る必要があります。
※同トーンなら同レイヤーまとめ可。
※あとで変更しないなら『統合』でレイヤー数を調整できます。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/430bdc2e6940b1b6de90f7d7c3bc8664.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/430bdc2e6940b1b6de90f7d7c3bc8664.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/430bdc2e6940b1b6de90f7d7c3bc8664.jpg)
この塗り方なら2で紹介したランチャーの方が早いな
5 グレーで塗った後➡一か所ずつトーン化
グレーで塗った後に、レイヤープロパティからトーン化する方法です。
①レイヤーにグレーで着色。
1、新規ラスターレイヤーを作り、『乗算』にします。
2、カラーパレットウインドウの『標準カラーセット1』を表示させます。
3、灰20を選択します。
4、塗りつぶしツール(他レイヤーを参照)を選択します。
5、塗りつぶしをします。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/aa64a195b2c7047680ff284e5709e5d3.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/aa64a195b2c7047680ff284e5709e5d3.jpg)
②レイヤープロパティでトーン化。
1、グレーで着色後、レイヤープロパティを表示。
2、トーンをクリック。
3、トーン線数を設定。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/06f8a056bb55b8d01f3427a1d912a120.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/12/06f8a056bb55b8d01f3427a1d912a120.jpg)
③他のレイヤーと統合。 (統合しなくても可)
この貼り方の作業工程は?
① レイヤーにグレーで色分け。
②レイヤープロパティでトーン化。
③他のレイヤーと統合。 (統合しなくても可)
※トーンを貼る箇所ごとに繰り返し
メリット
・アナログのようにトーンを貼りつけていける安心感があります。
・一か所ずつ貼りたいトーンの線数など詳細を決められます。
・統合すればレイヤー数を減らせます。
デメリット
トーンごとにレイヤーが必要なのでレイヤーが異常に多くなることがあります。
あとで変更しないなら『統合』でレイヤー数を調整できます。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/2bf731bf9c71cff22c7840da0d0e4b74.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/2bf731bf9c71cff22c7840da0d0e4b74.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/2bf731bf9c71cff22c7840da0d0e4b74.jpg)
グレーで塗るなら最後に一括トーン化が良さそうですね
プロの原稿で実践
このページで取り扱った漫画はガンガンパワードという雑誌に掲載された『かすみ♂』という漫画です。
この漫画の原稿でトーンの貼り方を試してみてください。
こちらからDLできます。(クリックするとDLが始まります)
トーンの貼り方練習用原稿
色見本付き原稿フォーマットはこちら。
こちらからDLできます。(クリックするとDLが始まります)商業B4サイズ
原稿フォーマット
【意外な方法】クリスタのトーンの貼り方は『5種』プロのお勧めは?まとめ
- 『素材』パレットの『単色パターン』から選択してドラッグ
- 選択範囲ランチャー➡新規トーン
- グレーで塗った後➡一括トーン化(お勧め)
- 新規レイヤー➡トーンレイヤー作成
- グレーで塗った後➡一か所ずつトーン化
今回お勧めしたトーンの貼り方は特殊なトーンを貼りたい場合はクリスタ基本の貼り方を使ってください。
初心者の頃はいろいろなトーンを試したいと思います。ぼくもデビュー前はそうでした。
しかし漫画を描き慣れてくると特にキャラのトーンは大体いつも貼るものが決まってきます。そうなると一か所ずつトーン化することは手間がかかることがわかると思います。
一か所ずつは少しの差かもしれませんが、トーンを多く貼る場合はその差が更に大きくなります。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/e634137058f20b9b3fedf85d57267538.jpg)
お勧めを一度試してみてください
こちらの記事では漫画アシスタント体験ができます。
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/db9aaa746610e8c28c3eef561e121d1d-300x168.jpg)
![](https://suihei.net/wp-content/uploads/2021/11/db9aaa746610e8c28c3eef561e121d1d-300x168.jpg)
イラストなら
差額で『漫画機能充実』EXにアップグレードも
『バージョン3』で更に漫画機能充実のEX
一番売れてる漫画制作ソフト