この漫画『つまらない!』と、読むことを離脱させない描き方『7つ』のコツ

この漫画『つまらない!』と、読むことを離脱させない描き方『7つ』のコツ

皆さんは漫画を途中で読むのをやめたことがありますか?

ぼくは結構あります。

でも、もし、それが自分の描いた漫画だったら嫌ですよね?

この記事では自分が描いた漫画を途中で離脱させないコツについて解説して行こうと思います。

ご紹介するコツはこちらです。

  1. 導入は文字やコマを減らす。
  2. 序盤からキャラを多く登場させない。
  3. 感情の起伏を作る。
  4. どんなジャンルの漫画か見せる。
  5. 何に悩んでいるかどんな問題があるか見せる。
  6. テンポを意識する
  7. 設定を簡潔に説明する。

ぼくの簡単な経歴はこちら。→PN水兵きき。大手出版社で連載8回、20年近く漫画家生活。代表作はアマゾン1位『みかにハラスメント』。一発屋。

離脱させないコツ

上記で書いた離脱させないコツ』は、裏を返せば『離脱させてしまうポイント』になります。離脱されないように気を付けましょう。

1,導入は文字やコマを減らす。

かすみ♂より

導入から文字やコマが多かったり、背景がゴチャゴチャしていると読むのに疲れて読者は離脱してしまいます。
ぼくが途中で離脱する一番多いパターンです。気軽に読みたいのに、特に文字が多いと読みたくなくなります。

具体的な対処法

無駄な説明はしない。文字を減らす。読みやすいセリフ、文章にするように心がけましょう。絵で表現出来ることは絵で表現してください。

説明から入るのではなくキャラの行動から入るのも一つの方法です。


『離脱』ポイント→導入から文字やコマが多い。

2,序盤からキャラを多く登場させない。

序盤からメインキャラクターが多いのも読者は疲れてしまいます。

主人公たちのグループ、その他には主人公側の別のグループ、そして敵対するグループ。の3グループくらいが序盤で出してよい最大グループ数だと思います。情報が多いとめんどくさくなり離脱してしまいます。

具体的な対処法

登場キャラクターを厳選する。役割を明確にする。

『離脱』ポイント序盤から登場キャラが多い。

3、感情の起伏を作る。

みかにハラスメントの水兵ききの『ヒーローもの』と『転生モノ』より

感情の起伏が無い、見えない漫画は飽きてしまいます。

具体的な対処法

主人公の『表情』や『感情』を豊かにしたり、それが出来ない場合は、敵対する側の『感情』や『表情』を増やしてください。

敵対する側を掘り下げることで主人公側が引き立ちます。


『離脱』ポイント→感情の起伏がない。

4,どんなジャンルの漫画か見せる。

ラブコメなのか、バトルなのか、ギャグなのか、スポーツなのか、ミステリーなのか、ホラーなのか・・・最初の数ページでどんな漫画か分からないと離脱されてしまうことがあります。

具体的な対処法

最初にどんな漫画であるか見せましょう。その時にジャンルだけではなく、もっと具体的に描いたほうがいいと思います。

例えば、ラブコメなら誰が主人公で誰に好意を持っている(持たれている)のか?現在の距離はどのくらいなのか?特殊な環境に置かれているのか?

バトルなら異世界なのか、現代なのか?ファンタジー能力があるのか、ないのか?力関係はどうなっているのか?

『離脱』ポイント→何のジャンルの漫画かわからない。

5、何に悩んでいるか、どんな問題があるか見せる。

みかにハラスメントの水兵ききの『ヒーローもの』と『転生モノ』より

たんたんと日常を見せ続けるだけでは読者は物足りず、離脱の可能性が上がります。

こちらもどんなに漫画か分からない漫画になってしまいます。

具体的な対処法

キャラがなにに悩んでいるか序盤に見せるようにしましょう。

多くの読者が気になる特別な行動や仕草なら、ただの日常でも離脱されないこともあります。

『離脱』ポイント→何に悩んでいるか、どんな問題があるかわからない。

6,テンポを意識する

一定のリズムで進む漫画は読み心地が悪く、離脱の可能性が上がります。

具体的な対処法

会話や行動、を飛躍させてみましょう。集中線やスピード線でテンポの緩急をつけるのも一つの方法です。

キャラの発言したアイデアの次の瞬間にそのアイデアを試している。のような切り取りも方もテンポの緩急に繋がります。

『離脱』ポイント→テンポが一定で飛躍が無い。

7,設定を簡潔に説明する。

設定が複雑すぎる。説明が多すぎる。ぼくはこれで離脱することが多いです。

具体的な対処法

せっかく考えた設定を簡単な設定に変更するのはもったいないです。

複雑な設定でも読者に簡潔に伝わるように、わかりやすさを重視して考えてください。

導入の設定説明をあとから考える。というのも1つの方法です。

終わりまで描いてしまえば、最初に何を説明すべきか頭が整理されることがあります。

自分ではわかっている設定もはじめての読者は理解するのに時間がかかります。

複雑な設定でも、キャラの『感情』や『悩み』を説明すると入り込みやすい場合が多いかと思います。

『離脱』ポイント→設定が複雑。説明が長い。

まとめ

せっかく自分の漫画を読んでくれようとしている読者を離脱させてしまうのはもったいないです。
離脱させないコツ(離脱してしまうポイント)を抑えて最後まで読んでもらえるように心がけましょう。

離脱させないコツ。

  1. 導入は文字やコマを減らす。
  2. 序盤からキャラを多く登場させない。
  3. 感情の起伏を作る。
  4. どんなジャンルの漫画か見せる。
  5. 何に悩んでいるかどんな問題があるか見せる。
  6. テンポを意識する
  7. 設定を簡潔に説明する。

離脱ポイント。

  1. 導入から文字やコマが多い。
  2. 序盤から登場キャラが多い。
  3. 感情の起伏がない。
  4. 何のジャンルの漫画かわからない。
  5. 何に悩んでいるか、どんな問題があるかわからない。
  6. テンポが一定で飛躍が無い。
  7. 設定が複雑。説明が長い。

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描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方(週刊少年ジャンプ編集部)

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