クリエイターって家に居ることが多いし、出会いがない気がするにゃ
婚活ってどうしてるんでしょう?
俺の好きな絵師も結婚してないしちょっと心配だぜ
ぼくも出会いのあまりない漫画家の1人でした
正直に言ってぼくは全く結婚に興味がありませんでした。そんな状態だとほとんど家にいる漫画家には出会いはありません。
しかし30代半ばで急にその思いは湧き上がりました。
子どもが欲しい。・・・と。
もしかしたら肉体の衰えから来た最初で最後の本能の叫びだったかもしれません。
ぼくはその声に従うことにしました。
ただ一言だけ言っておくと、この時のぼく1度もまともに彼女が出来たことがない(1週間で振られた)
童貞の魔法使い
でした。
しかし結果から先に伝えると、ぼくはネットのオタク向けの婚活サイトがきっかけで妻と出会い子供を授かることができました。
この記事ではぼくが実際に体験したいくつもの婚活コンテンツについて解説していきます。
クリエイターのみなさんや、クリエイターに興味がある人は参考にしてください
結論から先に書くと、ぼくは5番目に紹介している『オタク向け婚活サイト』で、出会い結婚することができました。それぞれのコンテンツには特徴があります。ご自分に合いそうなものを見つけてください。
余談ですが、婚活をしていたら大御所漫画家のアシさんとも知り合えました。そのことについても書いて行きます。
漫画家との出会い方についてはこちらの記事も。
・漫画家の婚活事情
婚活コンテンツ
ぼくが利用した婚活コンテンツはこちらです。
- 出会い系サイト
- 街コン
- オタク向け婚活パーティ
- mixi
- オタク向け婚活サイト
ぼくは人とコミュニケーションを取るのが苦手な上に、特に女性とはこれまでの人生でほとんど関わることがなかったどころか避けて生きてきました。
当然のように婚活のやり方がわかっておらず頼れる人も居なかったので、はじめに行動したのが下記のコンテンツでした。
幼少期から『女の子には優しく』と言われ続けられたせいで、めんどくさく感じ三次元の女性を避けるようになりました笑
1,出会い系サイト
出会いと言えばここかな?と思ったぼくは、出会い系サイトで婚活をはじめました。
で、出会い系・・・
しかし、これは時間の無駄になってしまいました。
アダルトな掲示板があったり、パパ活目的の方がいたり、その上少しメールをやり取りした方から聞いた話ですが
女性は男性とメールのやり取りをするとポイントが溜まり、一部の女性は換金目的で利用しているそうです。
気軽な出会いならともかく、30代半ばですぐにでも結婚したいぼくには合いませんでした。
これで1ヶ月くらい棒に振りました。しかし無料ポイントが多く、課金しないである程度のメールはでき『出会い系サイト』がどんな雰囲気かはわかり社会勉強にました。
気軽にパートナーを探したいならこちらもありかもしれません。
そのまま結婚ということもあると思います。
ご利用には換金目的の人に注意が必要です。ご利用は18歳以上から。
料金・無料~上限なし
素人には換金目的の人と本気の人の区別がつかないにゃ
2,街コン
気を取り直して婚活のことを調べると街コンというイベントの存在に気づきました。
街コンとは、大人数を集め街ぐるみで合コンをするというイベントです
運営会社に参加料を払い登録されたの居酒屋に振り分けられ、そこで異性と同席し食事をしながらお話をするというものです。
一定の時間で入れ替えがあります。ぼくが参加したところでは二人一組での参加が決まりでした。
街コンでは話のうまい友人を連れて行ったおかげで、会話が苦手なぼくも少しだけ女性とお話することができました。
会話の中で女性が映画の試写会の券が2枚あるという話をしていたので、お酒の勢いを借り「行きたい」と言ったところ連絡先を交換することに成功し後日二人で映画を見に行くことに。
一緒に映画は見たものの、特に趣味が合うこともなくそれっきりになりました。
ダメだったけど成長と本気度が伝わるぜ
ぼくが利用したのは2014年頃です。コロナ禍でのご利用はご注意ください。
料金・1回4000円~7000円(男性の方が高めのことが多いようです)
3,オタク向け婚活パーティ
その次に見つけたのがオタク向け婚活パーティーです。
街コンでは色々な趣味を持った女性がいるので中々自分と趣味の合う人を見つけるのは難しいですが、オタク向けという縛りならば都合が良いと思い参加しました。
オタクなら趣味が合うかも!
婚活パーティーとはイベント会場の一部屋に男女が集まります。
プロフィール表を記入して席に付き、そしてそれをお互い交換し、3分間お話をします。
時間が来たら回転寿司のように男性が隣の席に移り、また3分間次の方とお話をします。
そして気に入った方を数名選び用紙に記入、見事両思いならイベント運営者からマッチングの発表がされます。
ぼくは3回参加し、1度マッチングさせていただきました。
当日と後日、その方と遊びに行くことができましたがお相手が二人組だったことでどちらの日も3名で遊ぶことに。3名だとあまり真剣な話もできずそれっきりになりました。
3人は中々進展が難しかったです
それから、婚活パーティーでは本来既婚者は参加できないのですが、なぜか既婚であることをバラしてきた男性の方がいました。
その方は既婚である余裕なのか、参加するたびにマッチング出来ると自慢していました。
ぼくの弟も婚活パーティに参加したことがあり、その際も既婚者が混じっていたと言っていたので潜り込んでいる方が多いかもしれません。
ぼくはその時はコトの重大性に気が付きませんでしたが、割を食うのは未婚の男女の参加者です。
ルール違反を見つけたら運営者に知らせるんだ!
婚活パーティはご自分の趣味にあったものをみつけてください。
料金・男性3000円から7000円。女性500円から5000円程
はじめての参加でも楽しめる 婚活パーティー!
アニメ・ゲーム好きの異性と出会いたいなら【ヲタ婚】
4,mixi
婚活パーティーに行くのも面倒になってきた頃、今度はmixiで同じ趣味の方と出会えないか模索し始めました。
mixiは出会いを目的としないサイトのために、思い切りと玉砕の覚悟が必要です。
漫画家やアシスタント、漫画家志望の方を中心に友人になったところ現役漫画家のアシスタントをしているという方とmixi上で仲良くなりました。
ここからまさかの展開が・・・
思い切って『会いませんか?』と連絡をすると、ぼくは漫画家だと伝えていたので興味を持ってもらえたのか会えることになりました。
会ってお話したところ、最初は誰のアシスタントなのか教えてくれませんでしたが、なぜか少しずつヒントをくれました。みなさんも一緒にお考え下さい。そのヒントは・・・
「週刊連載」
「水曜日発売」
「女性漫画家」
・・・・・・・・・・・・え?うそ、まさか?
もうみなさんお気づきですね?
そう、
高橋留美子先生
のアシスタントさんでした。
ぼくは『らんま1/2』世代で思春期にめちゃくちゃ影響を受けました。
これは今でも大切にしているコレクションです。
女らんま可愛すぎ
そのアシスタントの方とはその後、都合が合わずそれっきりになりました。
ちなみに高橋留美子先生のところでは空を描く時に空トーン(空として出来上がっているトーン)を貼らずに毎回カッターで削っていることと、
先生はお笑いが大好きで作業中ずっとお笑い番組をつけていることを教えていただきました。2014年前後のお話です。
mixiやツイッターなどSNSは趣味の合う方をみつけるのに良いツールです。そこから出会いもあるかも
料金・無料
5,オタク向け婚活サイト
次はオタク向けネット婚活サイトで婚活です。
このサイトがぼくの人生を大きく変えることになりました
こちらのサイトは上記で書いた出会い系サイトとは違い、掲示板では好きなアニメや漫画で盛り上がっていて、まだできたばかりと合って登録人数も少なくアットホーム感がありました。
そこで趣味の合いそうな気になった方にメールをしていると、会えることになりました。それが後の妻との出会いでした。
オタク向けネット婚活の良い所は、事前にどんな趣味があるか聞いたりプロフィールで確認できることです。
そのおかげで会った時にお話がスムーズにできました。
料金・一か月5000円~
一緒にアニメ・ゲームを楽しめるパートナーを探すなら【ヲタ婚】
どれが一番自分に合う?
ぼくは手あたり次第いろいろ婚活を試してみました。試していくうちに女性と少しづつ話せるようになってきたおかげで、『オタク向け婚活サイト』で妻と出会え結婚できたと思っています。
一か所に拘らずに試してみたからこそ、その過程で良い出会いがあったと思います。
みなさんもいろいろな婚活を試してみてください
【結婚できた!】出会える!クリエイターの婚活『5種』【漫画家の実録】まとめ
ぼくは一般の婚活で趣味が合うかわからない人と話したり、オタク趣味があるとわかっていても婚活パーティーにいきなり参加してプロフィール表だけを頼りにお話するのは合いませんでした。
事前にある程度の情報を交換ができるネットのオタク向け婚活サイトのおかげでスムーズに妻との仲を縮めることが出来、結婚できました。
クリエイターさんそれぞれに合った、婚活コンテンツを見つけてください
ぼくの婚活では街コン3回、婚活パーティ3回で費用は3~4万円くらいかと思います。その後、電車賃や食事などもあります。
オタク向け婚活サイトでは妻が有料の会員だったためぼくは費用が発生しませんでした。
幸運なことに金額はかなり低く収まったかと思います。
有名な結婚相談所では入会金、初期費用、月会費だけで7万円以上かかったりするようです。
やはりそれだけの手厚いフォローはあると思います。資料を見てご自分にあっていれば高い買い物ではないかもしれません。参考までに。
ちなみに妻は妻自身の婚活のことを漫画にして無料でネット公開したところ、角川出版さんより声をかけていただきそれが単行本になり漫画家デビューしました。
妻からの視点でぼくも出ている漫画はこちらから。『太郎』というのがぼく水兵ききです。
こちらもお勧め!
漫画家の生活。体調管理についてはこちらの記事も。
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