ーSNSを使えばどんな人でも好きな時に全世界に向けて自分の作品を投稿できますー
SNSで漫画を発表したいにゃ
自分でも映える漫画を描けるでしょうか?
本書を読めば初心者でもSNS漫画を発表できます!
本書『SNSで映えるマンガの描き方』は絵を描いたことの無い人でも『このくらい絵を描ければSNS漫画を読んでもらえる』というのを提案している画期的な本です。
その絵の描き方も解説してあり、その基準をクリアできれば誰でもSNSで漫画を発表しバズを狙えるというものです。
(バズらせるための14のコツも収録)詳しく本書を紹介します。
後半には『プロ漫画家から見てこの本はどう見える?』という見出しでぼくのこの本に対する考えも述べています。
【初心者に!】『漫画の描き方超初級編』は同人誌の作り方もわかるマンガ総合書
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映える漫画を描く基本準備
本書では初心者でもSNSで映える漫画を描く方法として、まず一定の画力が必要であると伝えています。
一定の画力といわれると絵が全く描けない人にとって高いハードルのように感じるでしょう。しかし、この本では棒人間レベルよりは少し描き込むことを提案しています。
絵を描いたことの無い人に簡単な絵の描き方として提唱しているのが、描きたい対象を〇□△で簡略化して考えて描く方法です。
例えば魚なら体は横長の〇(楕円)、目は〇、尻尾は△、背びれなどは横長の□などです。
奥行きのある立体物も同様で、球体や直方体などに簡略化して描くと良いと伝えていて数々の参考例も掲載されています。
プロのようにうまく描けなくてもOK。棒人間よりは立体的な絵ならSNSで読んでもらえる!
簡単に表現できる表情の一覧もあり、困ったときに役立ちます。これの凄いところは基本の目と口は同じ形なのにそれ以外の部分で10種類以上の表情を描き分けています。
これなら絵を描けない人でも困りません
漫画を描くポイント
本書では1コマ漫画、4コマ漫画、1~2ページ漫画の描き方のポイントを説明しています。
1コマ漫画のポイント
とにかくわかりやすく。意外性や共感入れられるとベスト。
ありがちなミスについても画像で取り上げています
4コマ漫画のポイント
オチは読者の予想を裏切る。予想の範囲にならないようにオチの更にオチを考える。
ありがちなミスとして、セリフが多い。顔のアップが多いなど。こちらも画像でやかりやすくミスを
1~2ページ漫画のポイント
コマ数は4~8コマ。内容を詰め込みすぎると要領を得ない漫画になる。
こちらもありがちなミスを画像で説明していて、初心者の問題解決に役立ちそうです
バズらせるためのコツ
本書ではバズらせるための14のコツを伝えています。一部抜粋して紹介します。
『共感』と『意外性』
特に【共感】を得やすいのが『家族』『学校』『恋愛』の3つ。誰もが経験していることなので共感しやすい。その他にも『あるある』ネタもあり。
【意外性】のあるオチなどを入れられるとインパクトがあり、読者の心に残りやすい。やり方の一つの方法として『あるある』の正反対のことを考えてみるのもあり。
このほかにも13個のバズのコツを記載されています
クリスタで作品作り
本書ではクリスタ(漫画制作ソフト)を用いて、漫画の描き方の手順を解説しています。
- 原稿用紙の設定
- ネームの作成
- 下書き
- フキダシとセリフの入力
- コマ枠の設定
- ペン入れ
- 効果線、ベタ塗り、トーンなど
- データの書き出し
これらの工程を初心者でもわかるように画像を用いて解説してあり、特に失敗したくない画像サイズや解像度やについても説明されています。
画像を見ながら操作すればいいので簡単です
クリスタの利用方法は3種類。それぞれの特徴を解説【NG行為回避】
その他の内容
- ストーリーの作り方
- 道具の準備
- ネームの描き方
- 投稿先、(Twitter、Instagram、pixiv)の特徴
など。本書一冊あればSNS漫画を始められると思います。
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プロ漫画家から見てこの本はどう見える?
SNSで漫画を発信するにあたり、絵は常に悩みの種になってしまうので絵の基準を提案しているところが読者にとって心強いと思います。
自分でもできるんじゃないかと?勇気をもらえる一冊だと思います
SNS漫画は将来に不安があったり、何かを変えたいと思っていたり、副業を考えている国民全員が一度は試すべきことだとぼくは以前から思っていました。
その理由は、ユーチューブだとわかりやすいと思いますがユーチューブは自分の思いついた内容の動画を投稿したら人生を変えられるんじゃないか?と多くの人が考えたことがあると思います。
しかし動画は顔を出さないと成立しない内容だったり、パソコンの深い技術が必要だったりしてハードルの高さから断念してしまいがちです。
その点漫画の場合、顔出しは不要で身元がばれることはまずありません
もちろんクリスタ(漫画作成ソフト)の使い方を覚える必要は出てきますが正直、ユーチューブのアルゴリズムを攻略することを考えたり機材トラブルに対処することを考えるとそこまで難しいとは思いません。
クリスタの使い方はこのブログでも学べます
そんなSNS漫画でバズればXでは収益化もできる時代ですし、出版社から声がかかったりします。
出版社から声なんて本当にかかるの?と疑問に思うかもしれませんが、ぼくの妻はピクシブで無料で公開していた漫画が評価されてKADOKAWAでエッセイ本を出してプロ漫画家デビューしました。
全員が上手くいくとは言いませんが、何か現状を変えたい人にはSNS漫画の発表は1つの案としてお勧めです。
妻のデビュー作はこちら
遊佐いつか先生(妻)のエッセイ漫画はこちらから。
【バズ】SNSで映える漫画はこの『基準』で描ける!【国民全員にお勧め】まとめ
SNS漫画と商業漫画の違いは、いつでも自分のタイミングで漫画を発表できることと、そこまで画力を求められなことです。それは例えばお仕事をしながら空いた時間にでも描いて投稿できるということです。
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