プロが教える!漫画家になりたいあなたへ。まとめ

当ブログ記事の最後で毎回つぶやいていた『漫画家を目指すあなたへ』をまとめました。参考になれば幸いです。補足と元の記事も載せておきます。

目次

1、賞をとれなくてもチャンスあり。

賞を取れなくてもチャンスはあります。コロナ禍で難しいとは思いますが、より多くのプロの編集さんにみてもらうことで自分の才能を見出してもらえることがありますよ。多くの出版社に投稿してみてください。コロナが収まったら持ち込みも!

ぼく水兵ききはスクウェア・エニックスの漫画賞の最終候補で担当さんが付き、デビューさせていただきました。より多くの編集の人に見てもらうことで才能を見出してもらえる可能性が増えます。

2、ジャンプは今がチャンス

ジャンプは今がチャンスかも。ジャンプぽくない作品でも〇

2020年、人気作が次々と終わったジャンプ。昨年の新連載作品は18本もありました。

3、別ジャンルのマンガを描く

デビュー作『魔法少女るかなー』は雑誌の一番最後に掲載されたあまり人気のない(おそらく)漫画でした。しかし面白い漫画(かすみ♂)は評価されチャンスをもらえました。今面白い漫画が描けなくても次は雑誌人気上位を狙える人気作を描けるかもしれません。つまづいている人には水兵はいつも一度、別のジャンルの漫画を描くことを勧めています。『るかなー』はギャグ要素が強く、『かすみ』はえっちな要素が強かったです。別ジャンルに挑戦することで才能が伸びることがあります。

新人漫画家2本目のマンガ『かすみ♂』は雑誌で2位になりました。普段とは別ジャンルのマンガを描くことで才能が開花することがあります。新しい発見もあります

4、読者が受け入れやすい記号が大切

大きく売りたいなら読者が受け入れやすい記号が大切です。そればかり意識しても仕方ないとは思いますが。

好まれやすい設定(記号)を入れることでより多くの読者に興味もってもらえます。

5、漫画を描くならクリップスタジオ

漫画を描くならクリスタで決まりです。わからないことは上記のサイトで質問をするとその日のうちに回答いただけるサポートも信頼できます。

ここで書いているように、わからないことをすぐに質問できるのが素晴らしいです。ソフトも使いやすい。

ぼくはクリスタをお勧めしますが、こだわりの道具を使うのもありだと思っています。ぼくの『ペン入れ』はデビュー後7、8年はつけペン(Gペンなど)が苦手で『シャーペンでしてスキャナで取り込んでいました。

6、より広い読者のほうへアプローチ

自分のシュミのキャラや設定からはじめて、そこからニッチ(隙間)を責めるのではなく、そこからより広い読者のほうへのアプローチを考えてみてください。

読者を狭い層に絞るのは損だと思います。狭いキャラを作って広くアプローチできる設定にしていきましょう。広いキャラ(万人に受け入れられるキャラ)を作って狭いほうに行くのもありだと思います。狭い→狭いは×

7、描きたい1シーンから考える

漫画を描くときキャラや設定から考えがちですが、描きたい1シーンから考えることもありですよ!考える視点を変えることで新しいものができることも。

このような考えからアマゾン1位の漫画は生まれました。

8、好きな作品はSNSなどで発信

漫画家になったあと、好きな作品はSNSなどで発信するとお仕事に繋がることがあるかもしれませんよ。

ぼくの場合「ひぐらしのなく頃に」は同人誌を描いたことで声をかけてもらいました。その他にはみづきたけひと先生の「こはるびより」が好きで同じ雑誌で描いていた時、担当さんにその話をしたらイラストのお仕事をもらえました。

9、かわいい造形の女の子だけではダメ

ぼくも忘れがちですが、かわいい造形の女の子を描いただけでは読者に『かわいい』とは思ってもらえません。

『仕草、表情、演出、状況、行動』

自分でも、ぐっと来ることをいろいろ考えてみてください。

10、漫画を発表や販売できる環境

この記事内で取り上げたようにここ何年かで漫画を発表や販売できる環境がとても増え、誰でも簡単に漫画を見てもらえるようになりました。

ファンサイト
大手出版社のサイト
一括して各サイトに卸してくれるサイト。

自分に合ったものをみつけて利用してみてください。
ぼくは一括卸しサイトナンバーナインさんにお願いしています。

・・・・・ただ、完全に持論ですが人によっては大きなストレスが元で面白い漫画を描ける人がいるように思っています。(デビュー前のぼく自身がそうだと思っています。)デビュー前の方は上記のサイトでストレスを発散しないほうが良い人もいるかと思います。

11、最近の話題や誰もが知る事柄

ストーリー漫画では難しいですが、ギャグマンガの特にツッコミに最近の話題や誰もが知る事柄を入れることで作者の考えや好みが見えて、読者が親近感を持ちやすいです。その結果、作者そのものにファンがつくことがあります。

この手法で獲得したファンが多ければ今後何をやってもうまくいくと思います。
ただこの手法を取り込めばいいというわけでなく、ちゃんと面白い漫画になっていることも必要です。
キャラが自然に見える範囲でやることをお勧めします。

12、担当さんの言葉を素直に受け入れる

担当さんと漫画の内容は議論してもいいと思いますが、右も左もわからない新人漫画家の時は、その他は業界のことをよく知っている担当さんの言葉を素直に受け入れるほうがうまく行きます。

議論は漫画のことだけ。『みかにハラスメント』はアンケート『つまらない漫画1位』でしたが担当さんの言葉通り続きを描いてよかったです。

13、集英社『ジャンプ』だけは特別

もちろんこれはジャンプ本誌の話ではありません。しかし本誌となるともっと厳しいと容易に想像できます。

何もできなかったぼくが言えるのは、集英社『ジャンプ』だけは特別です。『ジャンプ』を目指す人は、いかなる時も準備を怠らないように。

現在まで8社以上の出版社でお仕事させていただいていますが、集英社『ジャンプ』は別格といえると思います。

14、編集や漫画家はもっと広い視野で判断

キングの評価は編集部と会場(読者)で分かれました。

読者はその時に面白いかどうかを評価しますが、編集や漫画家はもっと広い視野で判断します。
具体的には
1、『この状況』で『キャラがこう動いた』、『こんなセリフが出た』
2、こんな奇抜な設定なのに破綻していない。など。

デビュー前は漫画のどこの部分でもいいので『ありきたりではない』ことに意識したほうが出版社に売り込みやすいと思います。セリフの一つから意識してみてください。

キレイでまとまった漫画を描こうと思うより、突き抜けた漫画を描いたほうが目に留まります。デビュー前は今面白い漫画を描ける作家より、クセのある作家をみつけてクセを残しつつ漫画を描かせたほうがその人しか描けない面白い漫画になるとわかっているからです。

15、読者が今見たいのは『どこ』の部分?

この作品は、主人公、仲間、相手、状況、全てのバランスを的確にコマに配置しています。読者が今見たいのは『どこ』の部分なのか『場所』『表情』『状況』見せるべき部分はどこなのかをよく考えてください。

1、2人の視点が続くのはほとんどの場合よくありません。広い視点が必要です。

16、漫画家の生活の仕方は多様化

漫画家の生活の仕方は多様化してきています。
ひと昔前は出版社に持ち込みをして雑誌で連載されないと漫画家にはなれませんでしたが、この記事で取り上げたように『広く支援を募るクラウドファンディング』や『漫画を一括して多くのサイトに卸してくれる会社(NO9)』などを活用することも可能です。

ぼくの代表作『みかにハラスメント』はガンガンパワードという季刊誌で発行部数も本誌と比べて少ないものでした。しかし単行本は話題になり売れました。
漫画は面白ければ評価されるのでとにかくどこでも良いので発表することで漫画家として生活できるようになる可能性があります。

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