『鬼滅の刃』社会現象を見抜いていたのは担当編集者だけ!?

『鬼滅の刃』社会現象を見抜いていたのは担当編集者だけ!?


映画『鬼滅の刃』興行収入1位おめでとうございます!
今更ですが『鬼滅の刃』が社会現象になった理由について考察していこうと思います。

あくまで個人の見解なので中には考えの違いから不愉快になることがあるかもしれませんがお許しくださいませ。一部ネタバレも含みます。

ぼくはジャンプを毎週読んでいるので『鬼滅の刃』は最初から最後まで雑誌で読みました。考察といっても漫画の内容については散々語られていると思うので少し視点を変えて考えてみようと思います。

『バトル』『時代劇』『愛(兄妹愛)』

鬼滅の刃は広く読者を取り込める『記号』が実にわかりやすく表現されています。
これにより読者が作品に入りやすく手に取ってもらえたといえると思います。
特に今までのファンタジー要素を含む少年漫画では身近な人との『愛』を簡潔に表現した作品は少なく、常に妹の禰豆子(ねずこ)を背負い、時に身を挺して守る炭治郎への人気に繋がりました。

ねず子が炭治郎のそばにおらず、どこかで人間に戻れるのを待っている設定だったらここまで女性読者に受け入れられず社会現象にはならなかったと言えるでしょう

連載当初は低空飛行だった?

ジャンプは掲載順と人気が連動していると言われています。初期の掲載は雑誌の最後のほうになっていたことを覚えています。

ぼくが面白いと思ってきたのは善逸、伊之助が仲間になってからです。その辺りから掲載順も上がってきたように感じます。この初期の低迷がゆえに当時単行本の売り上げが伸び悩み、本屋にもあまりおいてもらえず中々多くの人に存在を気づいてもらえずに、アニメでその存在に気づいた人たちが単行本を急激に購入したのでしょう。

気づいてもらえなかったのは残念ながらジャンプの部数減少もあると思います。

社会現象を予想していたのは担当編集者だけ!?

これは勝手な想像ですが鬼滅の刃の担当編集者さんだけは、社会現象になることを見抜いていた気がします。
『鬼滅の刃』は炭治郎の成長と同時に作家さんである吾峠呼世晴先生の成長が凄まじく、そのエネルギーを間近で見ていた編集者さんは上記で述べた設定もあり手ごたえを感じていたのではないかと思っています。

というのも自分のことですが、ぼくのデビュー作『魔法少女るかなー』を読んだ一般人が次の作品で雑誌の人気2位になった『かすみ♂』、そして後にアマゾンで1位になる『みかにハラスメント』を描いてくるとは到底思えないはずで、プロの編集者というのは広い視野と、細部を見抜く力、そして作家自身の本質、可能性を見抜く力があるからです。
それは時に作家本人でもわからないことであります。

なぜあらゆる商品が『鬼滅の刃』コラボをするのか?

これは単純明快で、最初のアニメ第1期より第2期が間違いなく確実に面白く1期以上に盛り上がることが分かっているからだと思います。
そんな確実に面白くなる第2期に期待です。

単行本1億冊の印税

2020年10月に『鬼滅の刃』単行本が1億冊を突破したそうです
単行本の印税は10%なので

420円×0.1×1億=42億円


・・・これにデジタルの単行本やグッズ収入も入れたらゆくゆくは桁が変わるかもしれないですね^^;うらやましい。

園児がみんな禰豆子だった?

余談ですが保育園に子供を送ったら、教室の園児が男の子も含めてみんな紙に竹を描いて丸め、ねず子になっていた時がありました^^;

☆漫画家を目指すあなたへ☆

大きく売りたいなら読者が受け入れやすい記号が大切です。そればかり意識しても仕方ないとは思いますが。